双極性障害だと診断されました。完治・再発はあるのでしょうか。

双極性障害は発症してしまうと完治がむずかしい病気ですが、検査の結果と一緒に告げられる療法を守れば改善は十分に見込めます。

ポイントをお話ししましょう。

◆完治といわずに寛解と言うのが通例。

双極性障害はうつ病と違って、そう状態とうつ状態が交互に現れてくる病気で一般的にはそううつ病と言われています。

うつ病でも双極性障害でも、心療内科の医師など専門家は、この病気に関して完治という言葉は使いません。

「寛解(かんかい)」、または薬を飲まなくても良い状態になったことを「卒業」などと表現しています。

しかしそのような状態になるまでに勝手な自己判断で治療をやめてしまうと、再発する危険が90%以上とされています。

◆医師のアドバイスにしたがう。

途中で放棄しない。

検査の結果、双極性障害と診断されたら辛抱強く医師のアドバイスにしたがって、薬の服用などを継続させましょう。

処方薬を飲んでも効果が実感できないケースもありますが、勝手に放棄しないことです。

以前よりも悪くなったり、せっかく改善傾向にあったのに再発のリスクが高まったりします。

治療法には、心理教育、家族療法、認知療法などがあります。

このうちの認知療法とは同じ症状で苦しむ患者同士が集まって日常の行動や体験を語り合うことで、自分自身の認知度を高めていき改善につなげるというものです。

医師から多くすすめられている療法です。

◆家族療法は、治療法の中でいちばん身近な療法です。

初診の検査で確定した段階でアドバイスを受け、実質的にスタートしています。

家族療法は患者とその家族が協力して環境を整え、改善に向かえるような状況を作り出す療法です。

双極性障害との検査結果が出たら、医師から真っ先にアドバイスを受ける話の中に、この療法内容が含まれています。